借金からの脱出②

50万円を借りました!

あなたは、消費者金融から50万円を利息年29.2%で借りました。毎月の返済額は23,000円と言う約束です。そして、あなたは1ヵ月後、約束どおり23,000円を返済しました。 

 

この場合、元金50万円の1か月分の利息は、
50万円×29.2%÷(12ヶ月)=12,166円ですから、


元金の返済に充てられるのは、返済した金額のうち
23,000円-12,166円=10,834円となります。


しかし、18%を越える部分の利息は無効ですから、
あなたの支払わなければならない利息は、
50万円×18%÷12(ヶ月)=7,500円です。

 

とすると、返済した金額のうち
23,000円-7,500円=15,500円が元金の返済に充てられることになります。


つまり、たった1ヶ月で元金が4,666円も減ります。
借金の問題は解決できるのです。
(日本司法書士会連合会 小冊子より抜粋)

3年で半額になるはず!

たった1ヶ月で、4,666円もの違いが出るのですから、

長い期間となると相当大きな違いが出ることとなります。


では、どれくらい違うのでしょうか?

  

何年返しても減らなかった借金が・・・・・・ 

借入限度額いっぱいの50万円を利息年29.2%で駆り、1回につき23,000円を返済すると、借入枠に余裕ができます。

 

そこであなたは、毎月23,000円ずつ返しながら、同時に毎月1万円ずつ借り入れることにしました。

このように同じ金融業者からの借入と返済を繰り返すと、なんとなく返済しなくてはならない金額が減ったような気がするものです。

 

なお、金融業者からの借入や返済はまとめて「取引」と呼ばれます。
以上のことを仮に7年繰り返した場合、残高は40万円以上残ってしまいます。

 

ところが、あなたの借入と返済を「利息制限法」で引きなおすと、3年で、残高は、20万円程度にまで減少しています。つまり、利息の引き直し計算によって、3年で残高が半額以下になってしまうのです。

(日本司法書士会連合会 小冊子より抜粋)

5年たったら払い過ぎ!

3年で残高が半額になるのだとしたら、

それ以上取引を続けた場合、いったいどうなってしまうのでしょうか?

 

あなたの借りた50万円は、毎月23,000円の返済と1万円の借入を繰り返した場合、

利息が年29.2%なら、5年半程度頑張っても、まだ40万円以上の残高が残ってしまいます。

 

でも、利息が年18%なら、残高は“0”となって、借金はすっかりなくなってしまうのです。

つまり、5年半程度で、払い過ぎた利息が元金まですべて返済したことになります。

 

これをもっと長く返済し続けていたとしたら、

今度は支払う必要のないお金を支払ってしまうということになるのです。

 

この「支払う必要のないお金」が「過払い金」と呼ばれるものです。

「過払い金」は返してもらうべきものです。

 

でも、債権者はそう簡単には返還には応じてくれませんので、粘り強く交渉する必要があります。

また、裁判を起こさなければならないケースも多くあり、判決が出るまでにそれなりの費用や時間がかかってしまいます。

 

つまり、払い過ぎないうちに手を打つことが重要なのです。
(日本司法書士会連合会 小冊子より抜粋)